プラハ城までの道は、
歴史が封じ込められたような街並みが続きます。
そのなかを走り抜けるトラム、
すてきな風景です。
坂の途中でおやつを見つけました。
トゥルデルニーク。
小麦粉の生地をながーく伸ばして、
棒のようなものにぐるぐる巻き付けて、
回しながら焼いた後に砂糖やシナモンをまぶした、
ながーいパンのようなもの。
素朴で噛みごたえがあり、好きな味でした。
プラハ城に到着。
城壁に囲まれた広い敷地には、
旧王宮や教会、修道院などが建っています。
なかでも、聖ヴィート大聖堂の迫力には圧倒されました。
堂々たるゴシック様式、
網目状の高い天井、華やかなステンドグラス、
首が痛くなりそうなほどずっと見上げてしまいました。
何百年も前にこんな建物を建ててしまうなんて、
人の力とは無限なものです。
外では、正門に立つ衛兵の交代式が行われていました。
少し歩いて、ストラホフ修道院へ。
「哲学の間」と「神学の間」
バロック様式の二つの図書室。
絶対に訪れたいって思っていた場所です。
写真の「神学の間」の天井は、
美しいフレスコ画で埋め尽くされていて、
こんなに贅沢な図書館は他にないと思います。
さまざまな時代の建築様式が混在している街、プラハ。
時間があればもっと建築探訪をしたかったなぁ。