外を歩くとき、
小さな妹ちゃんは、夫の肩の上でご機嫌でした。
黄色いトラムに乗って、
女の子が学んでいる学校へ。
一度見ておきたかったんです。
イースターで休校だから、
中に入ることはできなかったけど、外から拝見。
敷地が広く真っ白なきれいな学校でした。
ここで、毎日がんばっているんだなぁと思うと、
改めて彼女の意志の強さを感じました。
ある日の夜、
ベルリン国立バレエ団のバレエを観に
ドイチェ・オーパーへ行きました。
近代的なシンプルな建物、
美術館のような雰囲気です。
6人のボックス席だったので、
気兼ねすることなく自由に過ごすことができました。
この日の演目は「ロミオとジュリエット」。
誰もが知っているストーリーと音楽。
バレエ入門編の私にはぴったりです。
主役のジュリエット、華奢で可愛らしいこと!
少女のあどけなさのなかに、大人の女性も感じます。
たくさんの役柄が次々に登場して賑やかな場面もあり、
グッと心に響く場面もあり。。。
気づかないうちに何度も涙がこぼれました。
4歳の妹ちゃんもよっぽどおもしろかったようで、
寝ずにちゃんと観てました。
バレエ。
言葉がなく、音楽、仕草や表情、踊りで全てを表現し、
観る者をこんなに感動させてくれるなんて。
知らない世界を知ることができたのは、
バレリーナを目指す女の子のおかげ。ありがとう。