金沢駅から列車にのって
山中温泉へ向かいました。
広々とした和室で
ごろんと寝ころび、
好きな時間に
露天風呂にのんびり浸かる。
湯あがりの浴衣の心地よさ、
久しぶりに感じました。
宿の料亭での夕食。
旬の前菜と日本海のお刺身、
ホタル烏賊の酢の物、
鯛の唐蒸しや治部煮などなど、
ほどよいタイミングで
すてきな品々を出してくれます。
金箔酒や能登ワインも堪能して
あーもーおなかがー。
帯をコッソリゆるめ、浴衣の奥深さを
改めて知るのでした(笑)
おかげで最後の炊きこみごはんまで
美味しくいただきました。
翌朝の朝食の素晴らしさも
言うまでもありません。
茶粥がやさしく染みます。
ハタハタ、初めてでした。
最近、やっと気後れせずに
きちんとした宿でも
愉しめるようになった気がします。
年を重ねると若い頃よりも
よろこびは多くなるんだなぁ。